弁膜症(大動脈弁、僧帽弁、三尖弁)

弁膜症について

血液は全身の臓器に酸素を供給します。供給し終わった血液は静脈血といい皆さんが健康診断などで採血する少し黒っぽい血液となります。

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弁膜症とは

心臓には4つの弁があり、それらは心室の入り口と出口に存在します。弁の役割は血液を滑らかに送り出し、かつ逆流しないようにすることです。弁膜症とは、この弁の機能がいろいろな理由で破たんしてしまう病気です。

弁膜症の種類

狭窄症

弁が様々な理由で硬くなり可動性が低下し通過障害をきたす状態です。
【原因】 石灰化・リウマチ性・動脈硬化性・先天性など

閉鎖不全症

弁が様々な理由で閉鎖する機能が失われた状態(≒逆流)です。
【原因】 粘液腫様変性・先天性・感染性・リウマチ性・結合組織疾患など

主な対象症例

  • 大動脈弁狭窄症(AS)
  • 大動脈弁狭窄兼閉鎖不全症(ASR)
  • 大動脈弁閉鎖不全症(AR)
  • 僧帽弁狭窄症(MS)
  • 僧帽弁狭窄兼閉鎖不全症(MSR)
  • 僧帽弁閉鎖不全症(MR)
  • 三尖弁閉鎖不全症(TR)

ふつう、1.~5.は弁置換術、6.と7.は弁形成術となります。

治療法

手術の種類

【弁置換術】 人工弁に置換する治療
【弁形成術】 自分の弁を温存する治療

人工弁

生体弁 todo 【長所】 抗凝固薬(ワーファリン)が不要である
【短所】 寿命が短い(高齢者で15年前後)
機械弁 todo 【長所】 長持ちする(半永久的にもつ)
【短所】 抗凝固薬が必要である

近年の当科弁膜症症例の傾向

  • 高齢化~再手術症例の増加

    日本で最も古い心臓外科学教室(40年前に発足)であるため、30,40年前に弁膜症手術を受けた患者様の再手術が必要とされる時期になってきている。

  • 複合手術症例の増加、単純弁置換症例の減少

治療実績

弁膜症における実績
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