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臨床工学とは

臨床工学という言葉は、一般の方にはあまり馴染みがないかもしれません。
臨床工学技士は、医療機器の操作や保守点検、安全管理を担う職種です。

心臓外科手術では、人工心肺装置をはじめ、自己血回収装置、補助循環装置、人工呼吸器、各種モニタリング機器など、多くの医療機器が使用されます。人工心肺装置は、手術中に心臓と肺の働きを一時的に代行する重要な医療機器です。これらの機器を安全かつ適切に使用できるよう、臨床工学部では日々、知識と技術の向上に努めています。

ごあいさつ

臨床工学部は1992年4月に発足し、2026年4月現在、34名の臨床工学技士で構成されています。

心臓外科領域では、小児から成人・高齢者まで、人工心肺装置を使用する心臓血管外科手術において、臨床工学技士が人工心肺装置の操作を担当しています。操作は主に体外循環技術認定士を取得した臨床工学技士を中心に行い、後進の育成にも力を入れています。また、日本体外循環技術医学会の安全装置設置基準に準じた機器を使用し、患者さんに安全で質の高い医療を提供できるよう努めています。

また、臨床工学部では、心臓カテーテル室での血管内治療や、ハイブリッド手術室で行われるTAVI治療(経カテーテル的大動脈弁留置術)をはじめとした構造的心疾患治療にも関わっています。各領域の担当技士が、関連機器の操作や急変時対応を通じて、安全な治療の実施を支援しています。

今後も、心臓外科診療を支える一員として、医療機器を安全に使用できる体制を整え、安全で質の高い医療の提供に貢献してまいります。

関連リンク
東京慈恵会医科大学附属病院・臨床工学部ホームページ

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